【全身トレ編】30代家庭持ちや仕事で時間がなくてもできる自宅時短トレ

仕事、育児、家事。分刻みのスケジュールで動く30代にとって、ジムに通う時間は贅沢品かもしれません。しかし、「全身トレ」なら自宅で、かつ最短15〜20分で完了します。 忙しいあなたにこそ最適な、効率重視のプログラムを提案します。

この記事でわかること

・ジムに行く時間がなくてもできる自宅時短トレ
・全身トレは5〜6種目で十分
・全身トレのメリット
・トレーニング頻度・回数・注意点を解説

なぜ30代、仕事や家庭持ちに全身トレが向いているのか?

週のトレーニング回数を減らせる
部位別に分ける分割法は週4〜5回の実施が必要ですが、全身トレなら週2〜3回で十分な効果が得られ、家庭との両立がしやすくなります。

日常生活の動作(ADL)が楽になる
階段の上り下りや子供の抱っこなど、日常は全身の連動です。全身を一度に鍛えることで、機能的な体が手に入ります。

スケジュール変更に強い
「急な残業や子供の寝かしつけで筋トレできなかった」となっても、全身トレなら次の実施日にまた全身を鍛え直せるため、リズムが崩れにくいです。

全身トレのメリット

3つのメリットがある

高い脂肪燃焼効果
大きな筋肉を一度に動かすため、消費カロリーが高まり、代謝が落ち始める30代のダイエットに最適です。

成長ホルモンの分泌促進
多くの関節を動かす「コンパウンド種目(多関節種目)」が中心になるため、成長ホルモンが分泌されやすく、活力アップに繋がります。

時短で満足感が得られる
1回のセッションで全身を「使い切った」感覚が得られるため、忙しい中でも高い達成感を味わえます。

筋トレ前の5分ウォーミングアップ

いきなり負荷をかけるのは怪我の元。関節の可動域を広げる動的ストレッチを行いましょう。

スクロールできます
種目回数/時間目的・効果
肩甲骨回し左右10回デスクワークで固まった肩周りの可動域改善
ダイナミックランジ左右5回ずつ股関節をほぐし、下半身の血流を促進
キャット&カウ10回背骨の柔軟性を高め、腰痛を予防

筋トレ前に準備するもの(おすすめアイテム)

自宅トレの質を劇的に変えるアイテムです。これらがあれば、ジム並みの負荷をかけられます。

可変式ダンベル(または水入りペットボトル)

「今日はジムに行く時間がない…」その絶望を、わずか15分の自宅トレで解決。

ジム派の私が自宅に可変式ダンベルを置く理由は、1秒で重さを変えられる「時短性能」にあります。ジムのラック待ち時間より早く、肩を追い込みきる最強の相棒を紹介します。
時短の極意 ジム派のOTが自宅に導入した「迷わない可変式ダンベル

トレーニングチューブ

ジムに行けない日の「全身のコンディション」を妥協したくない方へ

私自身、ジムでの高重量トレと併用しているのがこのチューブです。関節のケアとインナーへの刺激を両立し、怪我でジム通いを中断するリスクをゼロにします。
OT厳選 ジム勢こそ持つべき!安全・高負荷なチューブ3選

トレーニングマット

ジムのラバーマットに近い「安定感」を自宅でも再現。

高重量を扱うジム勢が自宅トレで最もストレスを感じるのは、足元の「滑り」です。フォームを崩して肩を痛める前に、私がジムでの感覚を基準に選んだ、最高クラスのグリップ力を誇るマットを確認してください。
夜トレ・騒音対策 ジムの集中力を自宅でも!厚手・高機能マット比較ガイド

全身トレメニュー

ゴブレットスクワット(下半身)

鍛えられる部位: 大腿四頭筋(もも)、大臀筋(お尻)、体幹

やり方:

  1. ダンベル(または重り)を胸の前で両手で抱えるように持つ。
  2. 足を肩幅より少し広めに開き、つま先をやや外側に向ける。
  3. 椅子に座るようにお尻を後ろに引きながら、太ももが床と平行になるまで下げる。
  4. かかとで床を押し込むようにして元の姿勢に戻る。

回数/セット: 10〜15回 × 3セット

セット間のインターバル(休憩) 60〜90秒

道具:ダンベル(代用としてペットボトルに水を入れる、カバンの中にペットボトルを入れ重りを調整する)

プッシュアップ(胸・腕・体幹)

鍛えられる部位:大胸筋(胸)、上腕三頭筋(二の腕)

やり方:

  1. 手幅を肩幅より拳2つ分ほど広くつき、体を一直線にする。
  2. 胸が床につくスレスレまで、肘を曲げて体を下ろす。
  3. 床を強く押して元の位置に戻る。 ※ 難しい場合は膝をついて行っても十分効果があります。

回数/セット: 10〜15回 × 3セット

セット間のインターバル(休憩) 60秒

道具:プッシュアップバー(なくてもいいです)

チューブ・ベントオーバーロウ(背中)

鍛えられる部位: 広背筋・僧帽筋(背中)、上腕二頭筋(腕)

やり方:

  1. チューブの真ん中を両足で踏み、両端を握る。
  2. 膝を軽く曲げ、背中を真っ直ぐにしたまま上半身を45度ほど前に倒す。
  3. 脇を締め、肩甲骨を寄せるようにしてチューブを後ろに引き上げる。
  4. ゆっくりと元の位置に戻す。

回数/セット: 12〜15回 × 3セット

セット間のインターバル(休憩) 60秒

道具:トレーニングチューブ(代用としてタイツやストッキングがおすすめ)

ランジ(下半身・バランス)

鍛えられる部位: 大臀筋(お尻)、大腿四頭筋(もも)、体幹

やり方:

  1. 腰に手を当て、足を揃えて立つ。
  2. 片足を大きく前に踏み出し、後ろの膝が床につく直前まで腰を下ろす。
  3. 前足で床を蹴って元の姿勢に戻る。左右交互に行う。 ※ 余裕があればダンベルを両手に持って負荷を上げます。

回数/セット: 左右各10回 × 3セット

セット間のインターバル(休憩): 60秒

道具:ダンベル(代用としてペットボトルに水を入れる、カバンの中にペットボトルを入れ重りを調整する)

ショルダープレス(肩)

鍛えられる部位: 三角筋(肩)、上腕三頭筋(二の腕)

やり方:

  1. ダンベル(またはチューブの両端)を耳の高さで持つ。
  2. 背筋を伸ばし、腕が耳の横に来るまで真っ直ぐ上に押し上げる。
  3. ゆっくりと耳の高さまで戻す。 ※ 腰が反らないよう、少しお腹に力を入れるのがコツです。

回数/セット: 10〜12回 × 3セット

セット間のインターバル(休憩) 60秒

道具:ダンベル(代用としてペットボトルに水を入れる、カバンの中にペットボトルを入れ重りを調整する)

プランク(体幹)

鍛えられる部位: 腹直筋・腹横筋(腹)、背中、肩、お尻

やり方:

  1. 両肘を床につき、肩の真下に肘が来るようにセットする。
  2. 両足を後ろに伸ばし、つま先を立てて体を浮かせる。
  3. 頭・背中・腰・かかとが一直線になるようにキープ。
  4. お腹を薄くし、息を止めないように呼吸を続ける。

時間/セット: 30〜60秒 × 3セット

セット間のインターバル(休憩) 30〜60秒

道具:ヨガマット

作業療法士の考察:なぜこの設定なのか?

リハビリと動作分析の視点から、このメニューの意図を解説します。

  1. 多関節運動の優先
    一つの関節だけを動かす運動(単関節運動)よりも、複数の筋肉が協調して動くメニューを優先しています。これは、日常の「重いものを持ち上げる」「子供を追いかける」といった実動作に近い筋肉の使い方を学習させるためです。
  2. 抗重力筋へのアプローチ
    スクワットやロウイングなど、重力に抗って姿勢を保持する「抗重力筋」をターゲットにしています。これにより、30代から崩れやすい姿勢の改善を促します。
  3. エネルギー保存の法則(Energy Conservation)
    限られた体力・時間を効率よく使うため、大きな筋肉(足・背中・胸)から順に刺激し、短時間で心肺機能と筋力の両方に負荷をかける構成にしています。

注意点と予防

痛みがある時は中止する
関節にチクッとした痛みがある場合はフォームが崩れているか、疲労が溜まっています。無理は禁物です。

呼吸を止めない
力を入れる時に吐き、戻す時に吸います。血圧の急上昇を防ぐために重要です。

「ながら」をやめる
スマホを見ながらではなく、15分間だけはその部位の筋肉に意識を集中(マインドマッスルコネクション)させることで、効果が倍増します。

Q &A

週に何回やればいいですか?

まずは週2回からでOKです。中2〜3日開けると筋肉の回復が追いつき、効果が出やすくなります。

夜寝る前でも大丈夫ですか?

激しすぎると交感神経が優位になり眠れなくなることがあります。就寝の2時間前までに終わらせるのが理想です。

まとめ

  • 「週2回・1回20分」でOK
    毎日やる必要はありません。全身トレなら少ない頻度で最大の効果を得られます。
  • ジムへの移動時間をカットして自宅を拠点に
    着替えや移動のタイムロスを無くすことが、継続への一番の近道です。
  • 大きな筋肉を狙って燃焼効率アップ
    下半身、背中、胸の「3大筋肉」を優先することで、代謝の良い太りにくい体を作ります。
  • 「日常の動作」が楽になる体づくり
    ただ鍛えるだけでなく、仕事や育児でバテない「機能的な体」を手に入れましょう。

【理想の体へ最短で近づくための関連メニュー】

【胸トレ編】

全身運動で身につけた「足から手へ力を伝える感覚」を、最も実感しやすいのが胸トレ(プッシュアップ等)です。大きな筋肉に焦点を当てることで、見た目の変化を加速させます。

【腹トレ編】

全身を動かす際、エネルギーの漏れを防ぐ「トランスファー(伝達)」の役割を担うのが腹筋(体幹)です。ここを単独で強化することで、全身トレのパフォーマンスがさらに安定します。

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