【腹筋編】30代家庭持ちや仕事で時間がなくてもできる自宅時短トレ

「いわゆる『お父さん体型』の分かれ道は、お腹周りにあります。長時間の腹筋運動は必要ありません。呼吸と負荷を意識した短時間の集中トレで、仕事の合間にポッコリお腹を解消し、引き締まったウエストを取り戻しましょう。」
この記事では、時間がなくても続けられる「時短腹筋トレ」を、初心者でも安全にできる方法で解説します。
なぜ30代・仕事や家庭持ちに腹筋トレが向いているのか
理由
- 家事、仕事に追われジムに行く時間が作れない
- 1回のトレーニング時間を短くしたい
- 自宅で静かにできるため、家族の時間を邪魔しにくい
腹トレのメリット
3つの効果がある (実体験)
- ウエストラインが引き締まり色々な服を着こなしやすくなる
- 姿勢が安定し、腰への負担軽減や腰痛予防につながる
鍛えることで体幹が安定し、猫背になりにくくなるため、腰への負担軽減や腰痛予防にもつながります。 - 日常生活が楽になる
立つ・座る・物を持つといった日常動作でも体が安定し、動きが楽に感じられるようになります。
筋トレ前のウォーミングアップ
腹・腰のストレッチ
トレーニング前にこれから行う主要な筋肉(腹直筋)と関節をしっかりと温めて可動域を広げることが、「怪我の予防」と「パフォーマンス向上」に繋がります。
ここでは、腹トレに特化したストレッチをご案内します。
| ストレッチ名 | 方法 | 回数・時間 | 目的 |
| 1. 腹部のばし (コブラのポーズ) | うつ伏せになり、両手を胸の横に置く。腕で床を押し、上体をゆっくりと反らせる。おへそから腹筋全体を天井に向かって引き伸ばすことを意識し、腰を反りすぎないように注意。 | 20〜30秒間 キープ | 腹筋群の伸展と活性化 |
| 2. 腰回し (立位体幹回旋) | 足を肩幅に開き、膝を軽く緩める。両手を胸の前で軽く組むか、腰に当てる。体幹と腰からゆっくりと大きな円を描くように左右に回す。肩甲骨周りも一緒に動かすことを意識。 | 左右 各10回 (ゆっくり) | 腰部・背筋の柔軟性向上 |
| 3. 股関節回し (片足ずつ) | 壁や椅子に軽く手を添えてバランスをとる。片足を持ち上げ、股関節の付け根から膝で大きな円を描くようにゆっくりと外回し・内回しを行う。軸足は真っ直ぐ。 | 左右 各10回 (外回し 5回 + 内回し 5回) | 股関節周りの可動域拡大 |
| 4. 股関節前後のばし (ランジスタンス) | 大きく足を前後に開き、前の膝を90度に曲げる(ランジの姿勢)。後ろ足側の股関節の前面(そけい部)が伸びるのを感じながら、上体を少し前に押し出す。目線は前。 | 左右 各20秒 キープ | 股関節屈筋群のストレッチ |
準備するもの・道具
トレーニングマット
ジムのラバーマットに近い「安定感」を自宅でも再現
高重量を扱うジム勢が自宅トレで最もストレスを感じるのは、足元の「滑り」です。フォームを崩して肩を痛める前に、私がジムでの感覚を基準に選んだ、最高クラスのグリップ力を誇るマットを確認してください。
- アブローラー
腹トレメニュー

腿上げ腹筋(ニーアップ)
鍛えれる部位:腹直筋下部、腸腰筋
やり方:
1. 椅子や台の端に座り、背もたれにもたれかからないように姿勢を正す。
2. 膝を胸に引き寄せるように、両足を同時に持ち上げる。
3. 腹筋の収縮を感じながら、ゆっくりと元の位置に戻す。足を床につけないようにすると、より負荷が高まる。
回数/セット:10〜20回/2セット
セット間のインターバル(休憩):30秒〜1分
ニートゥーチェスト
鍛えれる部位:腹直筋下部、腸腰筋
やり方:
1. 床に仰向けになり、両手を頭の上で組むか、体の横に置く。
2. 膝を曲げた状態で、膝と胸が近づくように上半身と下半身を同時に丸める(折りたたむ)。
3. 腹筋を強く収縮させた後、ゆっくりと元の姿勢に戻る。
回数/セット:10〜20回/2セット
セット間のインターバル(休憩):30秒〜1分
レッグレイズ
鍛えれる部位:腹直筋下部
やり方:
1. 床に仰向けになり、手は体の横か、お尻の下に敷いて腰をサポートする。
2. 膝を軽く曲げたまま、または伸ばしたまま、両足をゆっくりと天井に向かって上げる。
3. 腰が反らないように注意しながら、腹筋の力でコントロールしてゆっくりと足を下ろす。床につく直前で止める。
回数/セット:10回〜15回/2セット
セット間のインターバル(休憩):30秒〜1分
シットアップ
鍛えれる部位:腹直筋全体
やり方:
1. 床に仰向けになり、膝を曲げ、足は固定するか、誰かに抑えてもらう。
2. 両手を胸の前で組むか、耳の横に添える(頭の後ろで組まない)。
3. 腹筋を使って背中を丸めながら、上半身を完全に起こす。
4. 腹筋の力を抜きすぎず、コントロールしながらゆっくりと元の位置に戻る。
回数/セット:10回/2セット
セット間のインターバル(休憩):30秒〜1分
アブローラー
鍛えれる部位:腹直筋全体、広背筋、上腕三頭筋
やり方:
1. 膝立ちになり、アブローラーを肩の真下につく。
2. 腰が反らないようにお腹に力を入れ、背中を軽く丸めた状態をキープする。
3. ゆっくりと前に転がし、体が床につく直前で止める。
4. 腹筋と広背筋の力で、体を元の位置まで引き戻す。最初は壁際で距離を制限すると安全です。
回数/セット:10回〜15回/3セット
※難易度は高いため難しければ膝付きで行っても大丈夫です
セット間のインターバル(休憩):30秒〜1分
ロシアンツイスト
鍛えれる部位:腹斜筋
やり方:
1. 床に座り、膝を曲げて足を床から浮かせる(難しければ、かかとを床につけても良い)。
2. 上半身を軽く後ろに倒し、体幹でバランスを取る。
3. 両手を組み、腹筋とわき腹の力で上半身を左右にひねる。
4. ポイント: 視線は手の動きと一緒に動かし、背筋を伸ばしたまま行う。スピードよりも、腹斜筋が収縮していることを意識する。負荷を上げる場合は、ダンベルやプレートを手に持つ。
回数/セット:左右ツイストで20回/2セット
セット間のインターバル(休憩):30秒〜1分
作業療法士(OT)の考察:なぜこの設定なの?

「起きる・歩く・ひねる」の網羅:
日常生活の基本動作(ADL)に必要な腹筋の動きがすべて含まれており、生活の質に直結する構成です。
インナーとアウターの協調:
深層の腸腰筋(ニーアップ)から、表層の腹直筋(シットアップ)、全身連動(アブローラー)へと負荷を広げることで、ケガをしにくい強い体幹を作ります。
脊柱の柔軟性確保:
固める(レッグレイズ)だけでなく、丸める・ひねるといった脊柱の可動性を引き出すことで、腰痛予防としての側面も強い設定です。
注意点とケガ予防
- 腰に痛みが出る場合は無理に続けない
- フォームが崩れるほど回数を行わない
- セット数と回数は自身お隊長と相談しながら実施す
Q &A

-
腰が痛くなる場合は?
-
痛みが強い場合はトレーニングを中断する
もしくはプランクなどに変え腰への負担を軽減する種目を選択しましょう
-
できない種目はやらないといけない?
-
いいえ。できる種目を行えっていただいて大丈夫です。
まとめ
- 腹筋トレは自宅で短時間でも十分
- 途中で終わってもOK
- 継続できる形が一番効果が出ます
【理想の体へ最短で近づくための関連メニュー】
【背中トレ編】
「割れた腹筋」をより美しく見せるコツ 腹筋(前側)ばかりを鍛えると、体が前に引っ張られ、猫背になりやすくなります。背中を同時に鍛えて背筋を伸ばすことで、初めてスッキリと引き締まった「理想のお腹」が際立ちます。
【全身トレ編】
腹筋を「本当の強さ」に変える土台作り お腹の力(体幹)を日常生活やスポーツで活かすには、それを支える下半身の安定が欠かせません。脚を鍛えて土台を固めることで、腹筋が持つ本来のパフォーマンスを引き出せます。


